スキー場で日焼け???そんなことあるわけないでしょ・・・と思ったあなた。
それは間違いです。スキー場はものすごく日焼けします。
晴れの日に日焼け止めやフェイスマスクなどケアを何もしないと家に帰ってからヒリヒリと痛みが出るくらい日焼けするんです。春先になるとゴーグルのあとが顔についてしまい顔の上下で白黒になんて状態になっちゃいます。
なぜ日焼けをしてしまうのか。それはこんな理由からです。
下のグラフは今年の長野の紫外線量です。
雪の多い2月の紫外線量はだいたい10月と同じくらいです。10月というと運動会やスポーツイベントが多い晴天率が高い時期です。
そんな10月と同じくらいの紫外線量が2月のスキー場では降り注いでいます。
また標高が高いほど太陽に近くので紫外線量も多くなります。だいたい標高が1000m高くなると10%高くなるそうです。
スキー場は通常街中よりも標高が高いので仮に200m高い場所だと2%増えることになります。
さらに反射率が重要です。
反射率とは光が地面やアスファルト、雪面に反射してどの程度はね返るかというものです。
反射率 | |
芝生 | 10%以下 |
アスファルト | 10% |
水 | 10〜20% |
雪 | 80% |
雪はなんと80%も反射率があります!!
10月に外で運動しているの日差しを1とした場合に芝生の上では
直射日光1 + 反射光0.1 = 1.1
になります。
2月のゲレンデはだいたい10月と同じ紫外線量だとすると
直射日光1 + 反射光0.8 = 1.8
となります。
地面が雪だと単純計算で1.6倍も紫外線を浴びる量が多くなることになります。
実際にはゲレンデでは帽子やゴーグルをしているのでここまでの数値にはならないかもしれませんが、
スキー場での日焼けをあなどってはいけません。
スキー場での紫外線対策
スキー場での紫外線対策は主に2つです。
- 日焼け止めを塗る
- 皮膚の露出する面積を減らす
順番い説明していきます。
1.日焼け止めを塗る
一番わかりやすいですね。
日焼け止めを塗りましょう。それもこまめに塗ることをオススメします。
スノーボードをしていると思った以上に汗をかきます。
ウォータープルーフの落ちにくい日焼け止めもありますが、しっかりとした効果を期待するためには2時間ごとに塗ると効果的です。
疲れて休憩したら滑りだす前にトイレに行って塗るということをクセにすると忘れないですね。
そんなことを言いながらぼくは朝と昼の2回しか塗っていませんが(ちゃんとしたいと思ってます)
オススメの日焼け止め
ぼくがいろいろと使ってみた結果のオススメとこれから使ってみたいなーと思っている日焼け止め2種類を紹介します。
アネッサ
CMで見かけたことあると思います。
『焼かない人のアネッサ』
とにかく強力で日差しが特に強くなる春先でも効果的です。また手にとった時によく伸びて、ベタつきが少ないのでつけ心地が良いこともオススメの理由です。
ラピスラズリ LL Sun Screen
肌の負担になりやすい7種の成分を無添加にしている肌に優しい日焼け止めです。
石鹸で簡単に洗い落とせることもポイント。
これからよりおっさんになる速度を遅くするためにも肌に優しいものはうれしいです。
ラピスラズリが目指した
理想の日焼け止めとは…それは、その日の使い心地や仕上がりが良いだけではなく、
10年後や20年後の素肌も健やかに保つ、
肌の乾燥を原因から防ぐ高保湿で低刺激な日焼け止めでした。
2.皮膚の露出する面積を減らす
日焼けする日は晴れている日が多いです。
スキー場で晴れているとだんだんと暑くなってきてついついウェアのファスナーを少し開けたり
ニット帽からキャップに変えたりと涼んでしまいがちです。
それが日焼けの元です。日焼けをしないためにはできるだけ皮膚の露出を抑えてください。
ぼくがよくしているのはこれ
バラクラバ!!
目出し帽のようなタイプや頭からかぶって目と口の部分が広がるタイプなどがあります。
素材もフリース素材や、通気性が良い素材などいろいろな種類がありるので日焼け防止以外にも寒さ対策にも使える優れものです。
日差しが強い日でもバラクラバをつけてからキャップやニットニット帽をかぶると顔から首にかけて覆い隠せるのでとても効果的です。
バラクラバの上にヘルメットをつけると通気性抜群で結構気持ちいいんです。
まとめ
スキー場の日焼け防止対策を紹介しました。シーズン初めの12月、1月上旬はまだ日差しが強くないのでそれほど注意しなくてもいいです。
でも1月末からは日焼け止め対策が重要なのでぜひ参考にしてみてください。
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