・スノーボードしてみたい!運動神経が悪い、わたしでも出来る?
・何回くらいスキー場にいったら、スイスイ滑れるようになるの?
・やっぱりスクールは入ったほうがいいよね?
とスノボはしたいけど、運動神経が悪いからと不安に思っているあなたの疑問に お答えします。
この記事では、
- 運動神経がわるくても大丈夫?→スノボに運動神経は必要ありません
- 何回くらいで上達するの→正しく教わると1日から3日もあればターンできます
- 最初はスクール入ったほうがいいの→はい。でも少人数レッスンがベスト
という感じでお答えします。
この記事を書いているぼくは、A級インストラクターとして500人以上のレッスン経験があります。
ぼくも30万円以上をレッスン、セミナーに費やして学び、
今もなおトッププロのセミナーを受講し、最新理論を吸収しています。
この記事を読めばスノボに運動神経はいらない理由を理解することができ、
10度くらいの緩斜面でターンできるようになるために必要な期間について知ることができます。
時間のない人のためにまず結論
それではこれから詳しく説明していきます。
この記事を流し読み
スノボに運動神経が必要ない理由
スノーボードは運動神経悪くても上達できる!!
運動苦手だからスノボ誘われたけどいかなかったってのはもったいない正しい方法で滑り方を教わればスノボは簡単です!!
テキトーな教わり方だったり自己流でスタートすると挫折する率高し
スノボ誘われたらとりあえず行ってみてレッスン受けよう🏂
— よぞぞぞぞ (@yozozozozo) 2018年10月10日
そもそもなんでスノボは難しそうと思うのか。
それはなぜ滑れるのか、なぜ曲がれるのかイメージすることができないから。
スノーボードで滑ることを分解すると大きく2つ。
- バランスをとって立つこと
- 前に進むこと
たったこれだけ。
細かくいえばもっとありますが、大きく分けたらこんなもん。
なんだか簡単な気がしてきませんか?
スノボはバランスのスポーツ。バランスのとりかたを理解すればOK
スノーボードをはじめて、
10度くらいの緩斜面でターンできるようになるまでに
一番重要なことは
ボードの上にまっすぐに立つこと。
ボードの上にまっすぐに立つこと。
ボードの上にまっすぐに立つこと。
重要なので3回いいました。
ただそれだけ、
まっすぐに立つと身体の重心がボードの真上にきます。
ボードの垂直線上にいることでバランスが安定して転ぶことはないんです。
ぼくがレッスンしているときも、とにかく言い続けます。
ちょっと気を抜くとすぐにおしりが後ろにできてきて、バランスをくずしてしまうから。
例えば、恐怖心から、足元を見てしまったとしましょう。
そうすると頭の位置がボードより谷側に移動。
重心位置が自分の身体の前に移動するので、バランスを取るためにおしりを出します。
前後に重心が動くので、ボードも反応して、さらにバランスが取りづらくなる。
こんな感じでプルプルしながら進んでいると、あるときボードの上から重心がはみ出てしまって転ぶ。
まっすぐ立つことで重心位置をボードの上にキープしやすくなるので、安定して滑ることができます。
滑ることに筋力は必要なし!!落下の力をうまく使おう
まっすぐ立つことはバランスが取りやすいという効果ともうひとつのメリットがあります。
それは身体の大きな筋肉を使えること
具体的には背中の筋肉、おしりの筋肉、太もも後ろの筋肉。
大きな筋肉を使うことができれば、日常生活以上の筋力は必要ありません。
ゲレンデでよくみる
ひざを曲げて、
腰を落とす状態(中腰)では
太もも前の筋肉がメインで使われます。
この場合は筋力が必要で、スポーツ日常的にしていない女性にはかなり辛いはず。
だからこそ まっすぐ立つことが大切 なんです。
スノーボードは斜面の上から下に滑り降りてくるスポーツ。
滑りだすための力を自分から生み出さなくてもOK
板を下(谷側)にむければ重力がはたらいて勝手に進み出します。
これも筋力がいらない理由のひとつ。
曲がるときには筋肉つかうでしょ
と聞こえてきそうですが、スノーボードで曲がるためには、サイドカーブを利用します。
サイドカーブはこれ。ジェットコースターのレールみたいなイメージ。
雪面にレールを押し当てて、その方向に曲がっていきます。
筋肉使うでしょと思っているかたは、おそらく上半身を振り回していることが多いはず。
仮面ライダー変身!!といったように
左に曲がるときには腕を右から左に大きく振り、
右に曲がるときには左から右に大きく降る
腕を振り回して方向転換をしている姿をみかけます。
滑れてるから問題はないんですが、翌日の筋肉痛がハンパないはず。。。
うっ・・・首がまわらん。。。
効率的な身体の使い方をしていないので、負荷が大きいですね。
さらに、上達していくと腕を振り回すと悪影響も多く、
くせになっていると修正することに時間がかかります。
だからこそ、最初のうちに
効率よく曲がる
落下することを覚えらると
最低限の筋力でも滑ることが可能です。
まとめると、滑るパワーは落下(重力)をつかう、曲がるときはスノーボードを利用する。
なので筋力はこの力が発揮されるように支える分あればいいんです。
スノボは両足が固定されてるからこそ簡単だ
意外と思われるかもしれないですが、両足固定されてるから簡単なのです。
まっすぐ立つのが大切と話しました。
両足固定されていると足元は、大きな1部分と考えてOK
もしスキーみたいにはなれていたら・・・
両足の板の垂直線上に重心位置がくるようにコントロールしないといけません(初心者レベルは)
スキーの初心者をみていると足が進みたい方向とばらばらになってしまって、転んでいる姿をみます。
そう考えるとスノーボードは足元が1ピースである分、操作が少ないのでコントロールしやすいんです。
運動神経が悪くてもターンできるようになるのには3日あればできる
ネットを見ていると
- 何回いっても上達しない
- 10日いったけどターンできん
という意見もありますが、そんなことはないです。
正しい情報で、恐怖心を減らしてくれるようなサポートをしてもらえるなら、
3日あればほとんどの人がターンできるはず。
逆に、間違った情報で滑り続けても上達はしません。
自転車で例えてみましょう。
ペダルを手で回して、
足でハンドルをにぎって、
何回も練習したんだけど全然うまくできないっ!!!!
といってもいやいや乗り方間違ってるし、うまくいくわけないでしょ!!となりますよね。
スノーボードも同じで、正しい情報をもとに積み重ねることが大切。
ゆっくりしたペースで上達したとして、
1日目はカカト側で自由に移動できる
2日目でつま先側で横移動。
ボードを下に向けてまっすぐ滑ってストップ
つま先側から板を下に向けてカカト側で止まる
3日目でカカト側からボードを下に向けて止まり
最後に全部つなげる。あとは繰り返してマスターしていく
といった感じ。
週1回で3週間に分けたとしても、これぐらいで滑れるようになれます。
レッスン受講はマンツーマンがベスト
グループレッスンでも上達はできます。
それでもぼくは、 マンツーマンでレッスンを受けることをオススメ しています。
やっぱり効果がが高いし、何よりその人に合わせたレッスンを展開してもらえるから。
グループでは一番滑れない人と滑れる人の差を確認しながら、
距離がはなれないように注意してレッスンをしています。
安全に進めたいので、どちらも目に入り、
かつ危険を感じたらサポートしにいける範囲を心がけています。
上達スピードのばらつきが大きいと距離の差が大きくなります。
上達がはやい人は待機してもらう時間が増え、
遅れがちな人は、全体のスピードに合わせようと焦ってしまうことも。
みんな同じレベルだと効率がいいですが、経験上かなりレアケース。
マンツーマンもしくは2名くらいであれば、ばらつきがあても問題ない ケースが多いです。
スクールの選び方についてはこちらの記事にも詳しく書いています。

まとめ
スノーボードは運動神経がわるくてもOKと言った内容でした。
まとめると
- 効率のいい滑り方を教われば、運動神経は関係ない
- 日常生活がおくれていれば、筋力は関係なし
- 正しく教わると3日あればターンはできるようになる
- マンツーマン、もしくは少人数のレッスンがベスト
という4つのことでした。
運動神経が悪いから・・・と尻込みしているあなた、全く問題ないのでぜひチャレンジしてみましょう!!
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