・車でスキー場にいくのにスタッドレスって必要?
・1回しかいかないからチェーンだけでいいでしょ
・チェーンがあればスタッドレスタイヤいらないの?
とはじめてスノボに車でいくことになったけど
スタッドレスタイヤを持っていないあなたの疑問に答えます。
この記事では、
- スタッドレスタイヤって必要→必須アイテムです
- 1回しかいかないから・・・→レンタカーを借りるか、バス、電車でいきましょう
- チェーンがあれば大丈夫?→スタッドレスにしてください。+αでチェーンはより良いです
という感じでお答えします。
この記事を書いているぼくは、10年以上FF車を乗りつぎながら、
毎シーズン30日以上スキー場に通っている経験があります。
この記事を読めばスタッドレスタイヤの重要性と
チェーンだけでスキー場にいくことの危険性を理解し、
スキー場にたどり着けなくて辛い思い出になることを回避できるようになります。
時間のない人のためにまず結論
スキー場にいく回数が少ないならレンタカーかバス、電車を利用しましょう。
それではこれから詳しく説明していきます。
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スタッドレスタイヤ、タイヤチェーンとは?
まずはそもそも、スタッドレスタイヤ?チェーン?という方に簡単な説明。
スタッドレスタイヤとは
スタッドレスタイヤとは路面に雪や凍結がある状態でも走行できるように開発されたタイヤのことです。
昔はスパイクタイヤというトゲトゲが埋め込まれたタイヤが主流でした。
路面を痛めたり、粉塵による環境問題からトゲ(スタッド)を取り除いても滑らないタイヤとして
スタッドレスタイヤが生まれたそうです。
雪道、凍結路面でもノーマルタイヤに比べてすべりにくいタイヤと覚えておけばOK
タイヤチェーンとは
タイヤチェーンとはタイヤに
金属製、樹脂製、布製の物を巻きつけて
路面との摩擦力を増やして滑らないようにするアイテムです。
スタッドレスと異なりタイヤに装着するもの。
凍結路の滑り止めの効果はスタッドレスタイヤよりも高いです。
でも路面が乾いているとただ邪魔なだけなので、状況に合わせて取り外しが必要です。
ノーマルタイヤにチェーンはNGな理由
雪道(圧雪路)でチェーンはノーマルタイヤと止まるまでの距離が同じ
JAF 雪道のノーマルタイヤ、制動距離はスタッドレスの1.7倍!より
JAFのテスト結果によるとノーマルタイヤの止まるまでの距離が29.9m。
ノーマルタイヤ+チェーンでは28.4mとノーマルタイヤとほとんど変わらない結果。
スタッドレスタイヤとノーマル+チェーンの止まるまでの距離を比較してみると約11mも差が!!
11mがどれくらいの長さかというと、TOYOTAのアルファード2台分よりも少し長いくらいです。(アルファードは4.8m)
大きな車2台分くらいはスタッドレスに比べて滑ってしまうということですね。
チェーンは雪深いところや凍った道路には効果を発揮しますが、
スキー場までの除雪された雪道ではあまり効果を発揮しないことがわかります。
装着するタイミングが難しい。しくじると渋滞発生原因に
車でスキー場🎿に行くならスタッドレスタイヤは必須!
・雪がなくてもノーマルは論外
・チェーンで大丈夫もありえない・途中で止めて道路脇で装着するは後方車に迷惑
・追い越し気を使う
・対向車も注意必要・上り坂で後ろはヒヤヒヤ
・結果、渋滞でみんなイライラ必ず履こうスタッドレス🚘
— よぞぞぞぞ (@yozozozozo) 2018年10月16日
チェーンを装着するタイミングってわかりますか?
僕は正直判断がつきません。
大丈夫だと思って走っていても急に雪が降って来ることもあり、山の天気は変わりやすいです。
さらに滑り出してからチェーンをつけると、道路脇に止めて作業することになるので後続車や対向車も気を使います。
特に坂道では車が止まってしまうと後続車はかなり辛い。
4WDでない車は坂道で止まるとスタッドレスを履いていても滑ってしまいます。
1台止まると、また1台、さらに1台と進めたはずの車も登れなくなってしまい大変なことに。
スリップしまくり、まさに地獄絵図
ぼくも止まってる車両を追い越す時は滑らないでーと祈りながら走行しています。
ということでチェーン装着はタイミングが難しいこと&渋滞の原因になりかねないのです。
チェーン装着後の速度は40km程度までで乗りごごちも悪い
チェーンを装着すると40km/h程度までしか速度が出せません。
スタッドレスタイヤはノーマルタイヤと同じように速度が出せるます。
そのため高速道路では周囲の流れに置いていかれてしまいます。
さらに、タイヤに金属、樹脂を巻きつけているのでゴツゴツとした乗り心地。
雪道が長いエリアでは振動が辛いことも多いです。
スタッドレスタイヤは音は大きいですが、乗り心地は変わらないのも良い点。
雪道の走行距離が長いなら間違いなくスタッドレスタイヤです。
スキー場に行く回数が少ないならレンタカーかバス、電車を使おう
もしシーズンに1,2回しかいかないからと思っているならレンタカーかバス、電車にしましょう。
レンタカーならばスタッドレスタイヤ付車両をレンタルできるので荷物が多かったり、3,4人で行くならオススメ
地域によっても金額が違いますが東京ならオプション料金が1,080〜2,600円くらいが相場です。
フィットやヴィッツで24時間で6,800〜7,800円くらいなので合わせても1万円くらい。
金属チェーンが1万円くらいで買えるので、友達と割り勘して行くならレンタカーの方が割安です。
雪道の運転に自信がないなら、バスや電車もいいと思います。
バスや電車の移動であればJRや旅行会社のスキースノボツアーも企画されているので楽チンです。
チェーンは緊急用としてトランクに常備しておくことがベスト
ここまでかなりスタッドレス推しでしたが、チェーンも入れておくとより良いです。
特にスキー場までに上り坂が多いところや、
路面凍結する場所が多いエリアには
スタッドレス+チェーンにするとどこでも安心です。
ぼくの車はFF(前輪駆動)なのですが、
東北エリアや標高の高いスキー場では滑ることも多いです。
そのため必ず樹脂製の簡易チェーンや、布タイプのチェーンを常備。
スタッドレスだけではスリップしてしまうもしものための準備はしています。
実際に過去に大雪にあってスタッドレスだけでは動けなかったがあり、とても助かった経験があります。
この経験からスタッドレスに頼り過ぎないように何かしらの保険をかけています。
まとめ
スキー場に車で行くなら必ずスタッドレスタイヤにしようといった内容でした。
まとめると
- スタッドレスはノーマル+チェーンより11m短く止まれる
- チェーンを装着するタイミングは難しい
- 道路脇でチェーンつけると後続車も気をつかう
- スキー場にいく回数が少ないならレンタカーにしよう!
- 雪道の運転に自信がないならバスか電車もいいよ
- スタッドレス+チェーンがあれば完璧だ!!
初めてスキー場に来る人が増えることは大歓迎でどんどんスノボデビューしてほしいと思っています。
でもスキー場に辿り着けなかったり、渋滞の原因になって嫌な思いをしないようにスタッドレスはこうよ!!
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